納期に追われる受託・SESから離れ、事業会社の中で自社システムに向き合える社内SE・情報システム職は、エンジニア転職で常に人気上位のポジションです。レバテックキャリアの掲載求人だけでも社内SEは1,061件と、専門サイトの中でも取り扱いの多い職種になっています。
一方で、社内SEの求人は「攻めのIT企画」から「実態はヘルプデスク」まで振れ幅が大きく、年収データにもその構造が表れています。この記事では、公開データから見える社内SE市場の実態と、後悔しないための求人の見極め方を整理します。
需要動向:DX内製化の流れで採用は活発
企業のDX推進と「IT内製化」の流れを受けて、情報システム部門の増員・強化は多くの企業で経営課題になっています。IT人材全体の転職求人倍率が10.4倍という採用難のなか、事業会社は開発経験を持つ人材を社内SEとして迎えることに積極的です。
特に、ベンダーコントロールだけでなく自ら要件定義や内製開発を担える「手を動かせる社内SE」への需要が強まっており、SES・受託出身者が経験を活かして転身する事例が増えています。
社内SEの掲載求人数
1,061件
レバテックキャリア掲載分のみの数字(2025年1月時点)
IT人材の転職求人倍率
10.4倍
社内SE・情シスも採用難の環境下にある(2025年12月時点)
年収相場:平均430〜469万円、企業規模と役割で大きく変動
求人ボックスの集計では社内SEの平均年収は約430万円、レバテックキャリアの掲載求人ベースでは469万円(中央値450万円)です。開発職と比べてやや控えめに見えますが、レンジは357万〜835万円と広く、上位には大手事業会社のIT企画・DX推進ポジションが入ります。
年収を左右する最大の変数は「役割」です。ヘルプデスクや運用中心のポジションはレンジ下位に、システム企画・内製開発・ベンダーマネジメントを担うポジションは上位に位置します。同じ職種名でも仕事の中身で待遇が数百万円変わるため、求人票の文言ではなく業務実態の確認が不可欠です。
社内SEの平均年収
約430万円
レンジは357万〜835万円。ボリュームゾーンは416万〜476万円
レバテックキャリア掲載求人の平均
469万円(中央値450万円)
同サイト掲載求人ベース(2025年1月時点)
この記事のまとめ
DX内製化の流れで社内SEの採用は活発。開発・インフラ経験者は「手を動かせる情シス」として歓迎される市場環境。
平均年収は430〜469万円だが、役割次第でレンジは357万〜835万円まで変動。IT企画・内製開発に関われる求人を狙うのが年収面の正解。
求人票だけでは業務実態が判別できない職種の代表格。専門特化エージェント経由で企業ごとの実態を確認してから応募するのが安全。
社内SEの転職に強い相談先
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